
※本記事は図解だけ見れば、だいたいわかるようになっています。お忙しい方は図解のみ見てください。
なんとなく不調が続く。
それが当たり前になってしまう前に、何かを改善していきたいですね。
今日は「栄養」の視点から
ビタミンB群について説明していきます。
私は2016年にビタミンB群をサプリメントで接種してから、劇的に頭の回転がよくなりました。
正確に言うと、
「うまく回っていなかったのが正常に戻った」
くらいの感覚かもしれません。
この記事では
その体験談と裏付けを解説していきます。
<対象者>
うつ病
双極性障害
なんとなく不調が続く人
アルコールを飲む男性
二郎系ラーメンなど炭水化物が大好きな男性
私の事例解説「ビタミンB群で、うつ状態でも安定して頭の回転が速くなった」
①当時の状況
・一人暮らし
料理が苦手なため、炭水化物がメインの食事でした。
さらに、入浴後のビールは欠かさず飲んでいました。
ガッツリ系のラーメンも大好物。
・新しい職場でストレスがたまりがち
②ビタミンB群でどれくらい良くなったか
いつも寝起きのような状態
→ きちんと頭が起きた状態で思考できるようになった
【解説】ビタミンB群の働き
ビタミンB群の働きは大きく2つです。

神経伝達物質はセロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリンなどです。
セロトニンは心の安定に必要な要素というのは、いろんなところで伝えられていますね。
ちなみに、抗うつ剤でSSRIがあります。
Selective Serotonin Reuptake Inhibitor(選択式セロトニン再取り込み阻害薬)の略です。
これはセロトニンが流れていくのを阻止する薬です。
そもそも生成されないと、この効果は薄れてしまいます。
そのため、生成を促すビタミンB群はとても重要です。
また、ビタミンB群はエネルギー産生にも関わっています。
ビタミンB群が不足すると、エネルギー切れになってしまい、脳や筋肉などの働きが弱くなってしまいます。
結果として、だるくなり動きにくくなってしまうわけです。
次に、ビタミンB群を消費するパターンについてです。

炭水化物、アルコールの分解にビタミンB群が消費されます。
これが過剰になると、ビタミンB群が不足しがちになります。
二郎系ラーメンなど、ガッツリ食べることが好きな方が多いのではないでしょうか。
また、アルコールを頻回に飲む方もビタミンB群が不足しがちになります。
私もそうでしたが、これらに当てはまる男性は要注意です。
【解説】ビタミンB群のとりかた

バナナは手軽に買えるし、おやつとして手軽に食べることができますね。
余談ですが、私のウチの近所には8本100円で売っている八百屋があります
豚肉は料理に使いやすいですね。
サプリメントについては、主治医に相談するともしかしたら処方してもらえるかもしれません。
自立支援を受けている方は1割負担で買うことができるので、おすすめです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
精神科医、心療内科医は栄養について教えてくれる方は少ない印象です。
(私の担当医は栄養について、かなり疎いようです。)
あまり栄養について考えていない人は、少しだけ取り入れてみることをお勧めします。
これによって10%でも楽になればいいですよね。
また、心の安定のために役立つ栄養について
万能な食材がありますので、載せておきます。

これらは、心の栄養として大事な「タンパク質」「ビタミンB群」「鉄」が多く含まれています。
毎日摂取することをお勧めします。